通信制高校だと、普通校よりも大学進学に不利と思っている方も多いようですね。
だけど意外にも通信制高校は大学進学に有利なんですよ。
通信制高校が大学進学に不利と言われる理由は?
通信制高校の大学進学率は、全日制の高校と比べると約1/5。
この数字だけ見ると、確かに通信制高校の進学率は高くないですよね。
だから不利というイメージが定着しているのかもしれません。
でもこれはあくまでも進学率の数字であって、実際に受験して合格した人の割合ではないんです。
通信制高校の生徒と全日制の高校の生徒それぞれ100人ずつ受験したとして、その合格率の割合にこれだけの低いのであれば不利というのも分かります。
だけどもともと通信制高校から大学を目指している人が少ないのであれば、進学率が低いのも当然のこと。
進学率と合格率はイコールじゃないから、通信制高校は大学進学に不利ということはないんです。
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通学より大学進学に有利!!
全日制高校の方が授業をしっかり受けられるから、大学進学も有利だと思ってしまいますよね。
ところが、実際には通信制高校の方がだんぜん有利なんです。
その理由は以下の3つ。
- 全日制高校のように部活や受験科目以外の勉強をする必要がない
- 苦手科目を重点的に勉強するなど効率よく勉強ができる
- 自分が目指す大学に特化した受験勉強ができる
全日制高校だと、学校に行っている間は時間割に沿って行動しなくちゃいけませんよね。
部活は入らなくてもいいけど、音楽や美術など大学受験に不要な科目があるから、その時間分勉強ができません。
でも通信制高校なら、自分の好きなように時間を使えます。
極端に言うと、1日中苦手科目に取り組むことも可能だから、克服するのも全日制高校の生徒より早いんです。
それに余計な人付き合いもないから、大学受験だけに集中できるところも通信制高校が大学進学に有利っていえる理由です。
本気で大学進学を目指すには
通信制高校は学校ごとに特色があるから、大学進学を目指す場合は学校選びが重要。
専門知識を高められるところもあれば、高校卒業資格を得ることに特化したところもあります。
そして、もちろん大学進学を目標とした通信制高校もあるんです。
大学進学に適した通信制高校とは?
通信制高校の中には、進学コースを設定していたり、サポート校で進学しやすい環境を整えているところがあります。
進学コースがある学校は、受験対策のためのカリキュラムがあったり専門講師の授業を受けられたりします。
自分一人だと難しい受験勉強も、こういった学校に行けば受験に適した勉強が進められますね。
そもそも大学の受験で提出する書類には、通信制高校卒業という記載をすることはありません。
大学進学はあくまでも自分の学力で決まるから、通信制高校をうまく活用して現役合格を目指しましょう。