学費だけで言えば公立通信制高校は驚くほど安いから、これで高卒資格が取れるのはお得。
ただ安いけど卒業できる人の割合が低いと言われているのも事実なんです。
公立通信制高校のメリット
公立通信制高校は、学費が安いだけじゃなくて他にもメリットがあるんです。
まずはそのメリットを見てみましょう。
- 働きながら通える
- 自分に合ったペースで勉強を進められる
- 学校にトラウマがある人でも高卒資格が取れる
- 自分の好きな時間に勉強ができる
中でも、特に注目したいのは学校にトラウマがある人。
義務教育時代にいじめられた、教師とウマが合わなかった、人付き合いが苦手という人は高校に行きたくても行けなかったりしますよね。
通信制高校なら学校に行くのはスクーリングの時だけだから、無理に高校に通う必要はありません。
全日制の高校だと何らかの理由で進学できないという人でも、公立通信制高校なら進学を諦めなくてもいいのは大きなメリットです。
通信制高校は誰でも入学できます。入学試験はないから心配しないでね。
公立通信制高校は卒業できない!?
極端に言っちゃうと全日制の高校だったら、学校に行って授業さえ受けていれば成績に関係なく卒業できます。
でも通信制高校の場合は、自分でスケジュールを決めて勉強を進めなくちゃいけません。
レポート作成も、自分で教科書や参考書を見ながらやらなくちゃいけないんです。
普通の授業なら時間割が決まっているから、それに沿ってスケジュールが立てられます。
だけど、自分で時間割を作って管理するのが通信制高校。
自由な時間がある中で、勉強をしなくちゃいけないというのは想像以上に大変なこと。
なので、途中で挫折してしまう人も少なくありません。
特に公立通信制高校はスクーリングも少ないから、卒業出来ない人が多いんですね。
どうすれば卒業できる?
もちろん、公立通信制高校だから卒業できないということはありません。
ちゃんと卒業している人もたくさんいます。
でも自己管理が苦手だったりすると、やっぱり卒業のハードルはぐんと高くなります。
ではどうやったら卒業できるのでしょう。
『目標を明確にする』
通信制高校を卒業するには大学に行く、○○企業の就職試験を受けるなど目標をしっかり設定するのがポイント。
通信制高校は、学習だけじゃなく単位もスクーリングもレポート作成もすべて自己管理。
それに卒業式もないから、自分できちんと期限を決めることが大事なんです。
逆にゴールを決めておけばそれに向かって頑張れるから、卒業できないなんてこともなくなります。
一番遊びたい時期に自分を管理するのは大変かもしれません。
でもそれを乗り越えて卒業できれば、普通に高校を卒業するよりも自分に自信が持てるようになりますよ。